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PRIMEIRO PASSO/QUATRO M
QUATRO M
音楽の境界を軽やかに越え続ける4つ(=Quatro)の同じイニシャルM (Mio Matsuda / Mika Mori)が聴かせる極上のサウンド。待望の1stアルバム!
「うたう旅人」たる歌手の松田美緒、そしてニューヨークで活躍中のサンバ・ジャズ・ピアニストMIKA。それぞれ自身のソロやプロジェクトで豊富なキャリアを持っている二人が、お互いのルーツともいえるブラジル音楽で意気投合、2016年にユニット結成、2年連続の全国ツアーを経て、待望のアルバム発売。
血肉から湧き出るリズムはライブレコーディングのようにスリリング、ヴォーカルとピアノだけとは思えない厚みと豊かさでブラジルの名曲を聴かせる。
収録曲
01.マラクジャの花 Flor de Maracujá (Lysias Énio, João Donato)
02.イスト・アキ・ウキ・エ Isto Aqui, o que é ? (Ary Barroso)
03.ベアトリス Beatriz (Chico Buarque de Hollanda / Edu Lobo)
04.戸惑い Inquietação (Ary Barroso)
05.ドゥアス・コンタスDuas Contas (Garoto)
06.サパテイロ通りの坂下で~懐かしのバイーアNa Baixa do Sapateiro (Ary Barroso)~Saudade da Bahia (Dorival Caymmi)
07.あなたは愛を知らない Você Não Sabe Amar (Dorival Caymmi)
08.田舎の列車 Trenzinho do Caipira (Villa Lobos)
09.なんて素敵 É Luxo Só (Ary Barroso, Luiz Peixoto)
■サンバ・ジャズの黄金期の洗練、古いサンバ・カンソンの情感、それら本来の姿がダイナミックに、そしてデリケートにサウンドから立ち上がってくるため、ヴォーカルとピアノだけとは思えない厚みと豊かさが伝わってくる内容。ドリヴァル・カイミ、アリ・バホーゾ他の名曲は、こういったリズムで聴かれるべきだったと判るサウンド。まなざしを世界に据えている二人が、この音楽をやる時の最高のパートナーとして認め合う、ブラジル音楽100%デュオ。
■松田美緒は昨年新作『エーラ』を発表、以後もNNNドキュメント「移民のうた」出演番組が2017年ギャラクシー賞選奨賞などクオリティ高い活動を続けている。MIKA (Mika Mori)は96年ブラジルのサンパウロに渡り5年間現地で活動。その後2006年にリオで1stアルバムを録音。有名ミュージシャンと共演を重ねる一方、2008年からは拠点をNYに移し世界中でライヴ活動を続ける。2015年にはマルコス・ヴァーリを迎えた3rdアルバムが話題になった。サンバ・ジャズのダイレクトな魅力を今に伝える唯一無比の本格派ピアニスト。
■2016年8月録音